下肢静脈瘤の分野では第一人者ともいえるお医者さんをお一人紹介したいと思います。
北青山Dクリニックの阿保義久・院長先生です。
阿保院長の経歴をざっとご紹介すると、1993年東京大学医学部を卒業後、同大学医学区部付属第一外科を勤務後、麻酔、外科畑を進み、1997年東京大学医学部腫瘍外科・血管が外科勤務、2000年に北青山Dクリニックを開設し、現在に至ります。
先生は下肢静脈瘤の専門医が日本に少ないことを注目し、日本で始めて日帰り治療を導入するなど画期的な取り組みをこれまでも進めてきました。
先生に強く共感したのは、ご本人のご紹介の記事の中で
「日常的に気軽に相談でき、しかも質の高い最新の医療行為が受けられる―そんな環境と体制がこれからの医療機関には必要と考えました」
という自説についてです。
同クリニックでは院長先生自身が下肢静脈瘤の患者さんを診療しているそうです。近年では、下肢静脈瘤についてメスを使わずにすむレーザー療法を取り入れるなど、最新の医学をどんどん導入しようという心構えはさすがという感があります。
まさしく有言実行に取り組まれている頼もしい若手医師といえると感じました。
では、阿保院長先生は最新のレーザー療法についてどのようにお考えか、先生のコメントを交えてご紹介したいと思います。
「経験豊かな血管外科専門医が適切に治療選択を行えば、従来の根治的手術に比べて、体に与える負担が極めて小さく、術直後から日常生活に復帰でき、かつ根治度の高い術式であるといえます」
と強調されています。
少し引用が長くなりましたが、メスを使わない手術であるだけに体に負担が少ないというところに注目されたというは、やはり患者視線の着眼点があってなのかと思いました。
また、将来の展望として「海外論文上でも三年間の術後成績でストリッピング手術より優れた成績を残していることをかんがみれば、長期的予後もストリッピング手術以上の経過となることが推察できます」と分析しています。
再発の可能性が低いということも治療を選択する上で重要な要因だと感じました。